MENU

農薬の関連一覧

炭そ病

炭そ病(たんそびょう)とは、葉、茎、果実に黒い病斑を作り、植物を枯死させる病害です。発生すると被害が速く進行し、多くの作物に影響を与えます。代表的な作物にはイチゴ、ナス、キュウリなどがあります。

タバココナジラミ

タバココナジラミ(たばここなじらみ)とは、多くの作物に被害を与える害虫です。ナス、トマト、キュウリなどに吸汁被害を及ぼし、植物病原ウィルスを媒介することでも知られています。

耐病性

耐病性(たいびょうせい)とは、作物が特定の病害に対して抵抗力を持ち、病気にかかりにくい性質を指します。病害の影響を減らし、健康な作物を育てるために重要です。

耐性菌

耐性菌(たいせいきん)とは、薬剤に対して耐性(殺菌効果がない)を持った菌のことを指します。同一薬剤を連続使用したり長期間使用すると耐性菌が発生しやすくなります。

線虫・センチュウ

線虫・センチュウ(せんちゅう)とは、土壌中や植物体内に生息する数ミリ以下の細長い虫で、ネマトーダとも呼ばれます。ほとんどの種類は無害ですが、中には作物の根を腐らせたりコブを作ったりする有害な線虫も存在します。

選択性除草剤

選択性除草剤(せんたくせいじょそうざい)とは、特定の植物にのみ毒性を発揮し、他の植物には影響を与えないように設計された除草剤のことです。これにより、目的の作物を保護しながら雑草を効果的に除去できます。

石灰窒素

石灰窒素(せっかいちっそ)とは、カルシウムシアナミド(CaCN2)を主成分とする窒素肥料です。元肥や土壌消毒に使われることが多く、施用時には作物に直接かからないよう注意が必要です。

生物農薬

生物農薬(せいぶつのうやく)とは、病害虫の防除に用いるために、天敵昆虫や微生物を生きたまま製品化したものです。化学農薬に代わる環境に優しい方法として注目されています。

水和剤

水和剤(すいわざい)とは、水や油に溶けにくい農薬の有効成分を含む粉末状の製剤です。水に溶かして使うと濁った液体になり、殺菌剤として多く利用されます。

浸透移行性

浸透移行性(しんとういこうせい)とは、散布したり根元に施した薬剤が葉や根からしみ込み、植物全体に移行する性質のことです。農薬が害虫に直接かからなくても、食害すると殺虫効果を発揮します。