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肥料の関連一覧

単肥

単肥(たんぴ)とは、硫安や過りん酸石灰など、肥料成分を一つしか含んでいない肥料のことです。特定の栄養素を補いたい場合に使用されます。

炭素率

炭素率(たんそりつ)とは、有機物中の炭素量を窒素量で割った値のことを指し、C/N比とも呼ばれます。炭素率は、堆肥の発熱や分解速度に影響を与える重要な指標です。適切な炭素率は約30:1とされています。

炭酸ガス施肥

炭酸ガス施肥(たんさんがすせひ)とは、温室や施設栽培において、植物の光合成を促進するために炭酸ガス(CO2)を追加する手法です。これにより植物の生育を促進し、収量や品質の向上を図ることができます。

短花柱花

短花柱花(たんかちゅうか)とは、花の中で雌しべが短くなった状態の花を指します。ナスなどで見られ、生育が衰えると発生し、受精しにくいため落花しやすいです。

脱窒現象

脱窒現象(だっちつげんしょう)とは、土壌中の硝酸態窒素が微生物の作用で窒素ガスに変わり、大気中に放出される現象のことです。

堆肥

堆肥(たいひ)とは、ワラ、落ち葉、その他の植物有機物を微生物の働きで腐らせたもので、畑に混和して用いる肥料です。植物の生育を助け、土壌の物理性を改善します。

速効性肥料

速効性肥料(そっこうせいひりょう)とは、効き方の速い肥料を指します。例えば、硫安や尿素がこれに該当します。施肥の際は、一度に多量を施さず、分けて施すことが重要です。

速成積肥

速成積肥(そくせいつみごえ)とは、ワラ類に石灰水・硫安・下肥・石灰窒素などを加えて短期間で腐敗発酵を促し、速やかに肥料を作り出す方法です。速成堆肥とも呼ばれます。

草木灰

草木灰(そうもくばい)とは、草や木を燃やして作った有機質肥料です。速効性があり、特に花や実をつけるのに重要なリン酸やカリウムが豊富に含まれています。

増収率

増収率(ぞうしゅうりつ)とは、標準の肥料による収量に対して、他の肥料や栽培方法による収量を比較した数値です。肥効率(ひこうりつ)とも言います。