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穀物類の関連一覧

心土

心土(しんど)とは、ほ場の土壌で作土の下にある固く茶褐色をした土のことです。この層は耕作の影響を受けていない元の土であり、作物の根が深く伸びる際に重要な役割を果たします。

深層施肥

深層施肥(しんそうせひ)とは、肥料を50~70cmの深さに施す方法です。この方法は根を深く導き、生育後期まで植物の健康を保つ効果がありますが、労力がかかります。

人工授粉

人工授粉(じんこうじゅふん)とは、人の手を介して行われる受粉のことです。自然状態で受粉が難しい場合や育種を目的とする場合に行われます。

代掻き

代掻き(しろかき)とは、田に水を入れて掻き回し、土と水を混ぜて柔らかくぬかるんだ状態にする作業のことです。これは田植えの前に行われ、稲の定植を容易にします。

硝酸化成作用

硝酸化成作用(しょうさんかせいさよう)とは、アンモニアが亜硝酸に、さらに硝酸に変化する過程を指します。これは好気的な条件下で、亜硝酸菌と硝酸菌の働きによって行われます。

条間

条間(じょうかん)とは、タネのまき条とまき条、または苗の植え条と植え条の間の間隔のことです。適切な条間を保つことで、植物の成長と収量を最適化することができます。

子葉

子葉(しよう)とは、植物の生長過程において最初に形成される葉のことです。単子葉植物では1枚、双子葉植物では一般的に2枚の子葉が出ます。

種皮

種皮(しゅひ)とは、種子を包む外側の皮のことです。この皮は、種子を外部の環境から守り、発芽に必要な条件が整うまで種子を保護する役割を果たします。代表的な例には、マメ科植物や果実の種子があります。

種子伝染

種子伝染(しゅしでんせん)とは、病原体に汚染された種子から病気が発生することです。種子伝染により、発芽後の作物に病害が広がり、収穫量が減少することがあります。

種子消毒

種子消毒(しゅししょうどく)とは、種子に付いた病原体などを殺菌するために農薬で処理することです。種子消毒により、発芽後の病害を予防し、健全な作物の生育を促進します。主な方法には、浸漬、塗布、粉衣があります。メリットとしては病害の予防が挙げられますが、デメリットとしては過度な薬剤使用による環境への影響があります。