種子苗の関連一覧
染色体
染色体(せんしょくたい)とは、細胞の核内にあり、遺伝情報を担う生体物質です。塩基性の色素でよく染色されるため、この名が付けられました。
セル培土
セル培土(せるばいど)とは、セルのような小さい容器で苗を均一に育てるための培土です。細かい粒子で、有害な病菌や雑草の種子が混入しておらず、土壌のpHが調整され、肥料も含まれています。
接種
接種(せっしゅ)とは、微生物・培養細菌・ウイルス・ワクチンなどを、培地や生物体などに植え付けることを指します。農業では主に作物の病害虫防除や土壌改良に利用されます。
生長点
生長点(せいちょうてん)とは、植物の茎や根の先端にあり、細胞分裂が盛んに行われる部分です。この部分が植物の成長を主導します。
ストロン
ストロン(すとろん)とは、植物のほふく枝を指し、地面を這うように伸びて節ごとに根を下ろし、新しい植物体を形成します。イチゴや芝草などで見られ、繁殖や拡散に重要な役割を果たします。
条まき
条まき(すじまき)とは、種をまく方法の一つで、一定の間隔を空けた溝に種をまくやり方です。均等に種をまくことで、管理がしやすくなります。
親和性
親和性(しんわせい)とは、異なる植物同士がうまく結びついて成長する能力のことです。果菜類の接ぎ木栽培や品種間の交配において重要な概念です。
人工繁殖
人工繁殖(じんこうはんしょく)とは、自然のままでは不可能または不十分な繁殖を、人為的な方法で助長することです。ユリのりん片繁殖や組織培養などがその例です。
人工種子
人工種子(じんこうしゅし)とは、植物の組織培養技術を用いて作られた種子で、通常の種子と同様に圃場(ほじょう)に播(ま)いて栽培できるものです。遺伝的に安定した植物を大量生産できるため、農業や園芸での効率的な栽培が可能です。
初生葉
初生葉(しょせいよう)とは、ダイズなどの植物で子葉の展開後、本葉が出る前に現れる最初の葉のことです。この葉は植物の初期成長に重要な役割を果たします。