MENU

土壌改良の関連一覧

鋤床層

鋤床層(すきどこそう)とは、水田の土壌で作土と心土の間にある、水を通しにくい固い層のことです。この層は水田に水を溜めるために重要です。

水溶性りん酸

水溶性りん酸(すいようせいりんさん)とは、水に溶けやすい形のリン酸を指します。主に肥料に含まれ、植物の成長に必要な栄養素です。

心土破砕

心土破砕(しんどはさい)とは、ほ場の透水性を改善するために、鋤床層や心土層をサブソイラーなどの機械で突き破ることです。これにより、水はけが良くなり、作物の生育環境が向上します。

心土

心土(しんど)とは、ほ場の土壌で作土の下にある固く茶褐色をした土のことです。この層は耕作の影響を受けていない元の土であり、作物の根が深く伸びる際に重要な役割を果たします。

深層施肥

深層施肥(しんそうせひ)とは、肥料を50~70cmの深さに施す方法です。この方法は根を深く導き、生育後期まで植物の健康を保つ効果がありますが、労力がかかります。

深耕

深耕(しんこう)とは、農地を通常よりも深く耕す作業のことを指します。通常の耕起深さは15~20cmですが、深耕では30~40cmまで掘り下げることがあります。この作業により、根の成長範囲が広がり、水はけや水持ちが改善されます。

代掻き

代掻き(しろかき)とは、田に水を入れて掻き回し、土と水を混ぜて柔らかくぬかるんだ状態にする作業のことです。これは田植えの前に行われ、稲の定植を容易にします。

植生

植生(しょくせい)とは、ある特定の地域に自然に生育している植物の集団のことです。荒原、草原、森林などがその例です。

醸熱材料

醸熱材料(じょうねつざいりょう)とは、苗床に必要な温度を供給するために、床の底に詰め込む有機物のことです。腐敗発酵によって生じる熱を利用します。稲ワラが最も一般的に用いられます。

焼土法

焼土法(しょうどほう・やきつちほう)とは、土壌を加熱することで病害虫を除去する方法です。通常、土壌を100℃程度で10分間加熱し、その後60~70℃に保つことで効果を発揮します。